木のおもちゃ

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北海道の漁師さんから譲ってもらった木のコロコロうさぎさん。
ふうちゃんがご機嫌ななめの日にポイと投げた途端、頭と胴体のつなぎの部分がポッキリ折れ、頭が取れてしまいました。しばらくそのままになっていましたが、ちょうどこの夏、作者の漁師さんの住む町へ行く用事があったので、工房へお邪魔して直してもらい、無事もとどおりに。
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3年ほどお会いしない間に、虫シリーズの新作が出来ていて、親の方がワクワク。ふうちゃんに選んでもらい、テントウムシとクワガタを譲っていただきました。ワンちゃんは、おまけ。
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羽根も開きます。
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ほかにはこんなのも。
カブトムシ、バッタ、スズムシ、セミ。
虫じゃないけど、カエルとカニ。
「今度はダンゴムシ作って」とリクエスト。
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作者の杉澤さん。昆布やカニの漁師さんです。
「孫に木のおもちゃ作ってやろうと思ったのよ。買うと高いべ」と休漁期の趣味で作り始めたのが始まりだそうですが、木工作家のお師匠さんについて作り方を習い、細部にこだわった本格的な作品を作っていらっしゃいます。
「(休漁期は)みんなパチンコとかいくけど、おれやらないし、作るの好きだから、こうやって金にならないことやってんだぁ」
などとおっしゃいますが、杉澤さんの作るおもちゃのファンは多くて、販売用の商品を町のビジターセンターに出すと、すぐに品薄になってしまうのです。
「でも他で稼いでるんだからいいんじゃないですか?」
「うん。この間カニでけっこう稼いだからなぁ、あはは~」
と余裕顔の作家さん、
「そろそろなくなってきたのでお願いします」と納品をせがまれても、気が乗らないと
「やーだ」と
なかなか作ってくれないのですが、その辺が漁師さんらしいところで(笑)

木のおもちゃは、寿命も長~いし、見てるだけでも気持ちが安らぎます。
次はどんな作品ができるのかな。
楽しみです。







# by erisart | 2016-11-23 20:50 | その他 | Trackback | Comments(0)

2017日本野鳥の会年賀はがき発売

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一気に真冬のような寒さになり、今からこんなんでいいのか?と
戸惑いつつも真冬の恰好をしています。

さて、「今年も出来上がりましたよ」と野鳥の会の年賀はがきが届きました。
今年もデザイン一種、担当しています。
来年は酉年ということで、これまでも何度か候補に挙がりつつ流されていた
カラ類の混群のイラストで、賑やかな雰囲気にしました。
水谷高英さんのタンチョウ、村上康成さんのスズメとキジバトとともに
3種10枚組よりどり50枚から注文できます。

お求めは日本野鳥の会バードショップで、どうぞ。


# by erisart | 2016-11-11 13:27 | イラスト | Trackback | Comments(0)

二度目の若葉

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9月の半ばごろ、「そういえば、また葉っぱがなくなっているぞ?」と気付き
前の家のカリンの木を双眼鏡でのぞいてみると
ケムシが大発生して葉をもりもりと食い尽くしているのだった。
8m以上はありそうな大きな木は
(我が家から見えるのは、ベランダごしに上1mほどなのだけれど)
やがて枯れ木のような姿になり、葉っぱがすっかりなくなってもその食欲は衰えず
でも周辺には食草となる木がないため、大風の吹いた日の翌日から、
食草を求めてうろつくケムシたちがベランダにやってくる事態になった。
そういえば昨年も、同じようにケムシが発生していたっけ。
その前の年までは、毎年きれいな紅葉を見せてくれていた。
木が年とって、ケムシがつきやすくなったんだろうか。

調べてみると、クロモンシャチホコという蛾の幼虫で
この時期、桜の木などに大発生するケムシだった。
成虫は、名前のとおり白い羽根の両端に黒い紋があり
なかなかかわいらしい蛾なのだけど、ケムシは苦手。
毒はないというものの、気持ちが悪いし
つぶすと赤い血(体液)が流れてきて、これまた気持ち悪い。
どんな生きものも平等に好きになれたら、きっとどんなに楽しいことか。
子どもに親の「苦手」を自然と引き継がせてしまうことも
気になるところでもある。
なるべく、そういうものはなくしたいと思うものだけれど。

それにしても、好物の葉を食い尽くして食べるものがなくなると、周りには
他の葉っぱもあるのに、お腹すいたって一切食べない、というのは
徹底していてあっぱれだと思う。
お腹がすけば、その辺にあるものを手当たりしだい食べちゃう人と違って
「他の葉を食べるくらいなら、死を選ぶ」んだから。

やがて時期が過ぎて、やれやれ、となり、ある朝またふと気が付くと、
枯れ木状態だった枝の先に、柔らかそうな若葉が萌え出ていた。
狂い咲きした花も一輪。
小さい虫でもついているのか、シジュウカラがやってきて
さかんに葉のあたりをつついている。

冬までに少しでも樹に養分をため込んでおこうと、
新しい葉を出したのかもしれないなぁと考えると、
「もう秋だから葉を出しても遅いかぁ」とあきらめず
ひたすら生きようとする木の生命力に、感心したのでした。

# by erisart | 2016-10-18 16:03 | 鳥スケッチ | Trackback | Comments(0)

最後のカブトムシ

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最後のカブトムシが、ついにご臨終した。
7月はじめに道で拾ってきたもので、なかなか立派な大きさのカブトムシだった。

春に保育園から15匹くらい幼虫をもらってきて、
ずい分大きいように見えたけれど、生まれた成虫はどれも小型サイズ。
カブトムシの幼虫は、生まれた年の冬までに栄養分の高い、いい土を食べないと
後からは大きくならないのだそうだ。
カブトムシやクワガタくらい、幼虫期の餌によって大きさが変わる昆虫も珍しいと思うけれど
カブトムシも、幼少期の栄養の度合いが、将来を決めるのだ。

もらってきた幼虫は6月末頃から毎日、つぎつぎと成虫になり
過密状態になってきたので、半分くらいは外に放したのだけれど、
3匹オスが出てきた朝「でてきたよ~」とふうちゃんに見せて、そのままうっかり、
ベランダの日なたに飼育ケースを置きっぱなしにして保育園へ出かけてしまった。
早朝はまだ涼しかったけれど、午前10時ごろに気づいたときにはすでに炎天下。
さっきまで元気だった3匹は、あっという間に熱にやられて死んでしまっていた。
いつか、「夏の虫は、暑さに弱いんです」とある昆虫の専門家がいっていたっけ。

出てきたばっかりだったのに・・・と罪悪感にさいなまれていた何日か後
道路脇の排水溝の、フタの格子に仰向けにはさまり
弱りかけていたこのオスを見つけたのだった。
そばにメスも1匹いて、夜のうちに何かの匂いか光に誘われてきたようだった。
その後メスが2匹加わったので、卵がたくさん産まれることを覚悟していたけれど
飼育ケースに敷いていた腐葉土が少なかったらしく、産んだのはたった2個だけ。
(もしかしたらもっとあったのかもしれないけど…幼虫にはならなかった)
お気に入りの1冊「はらぺこあおむし」をなぞり、
「ほら、”ちっちゃなたまご”」とふうちゃんに持たせて、
種のように腐葉土に埋めた2個は現在、幼虫になってぷくぷくと大きくなっている。
メスの方が長生きかと思ったら、9月に入って相次いで死に、オスだけが残った。
毎日の餌やりは、ふうちゃんのしごとで
「ふうちゃんがあげたえさ、たべてる~」と嬉しそうにしていた。
保育園から帰って、死んじゃったことを伝えると、悲しそうな顔をつくって
「きのう、ごはんたべてたのにねぇ~。かぶとむし、さなぎになってねんねするの?」
「かぶとむし、なんでしんじゃったの?」
・・・ぐるぐる考えて、
「かぶとむしは、さむくなったらしんじゃうんだよ」
というのが精いっぱいの、母なのでした。


# by erisart | 2016-10-14 16:27 | 昆虫スケッチ | Trackback | Comments(0)

カマキリと・・・

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「ハリガネムシ」というのをはじめて見た。
車にひかれたメスのカマキリの傍らで。
最初、ほんとにゴム質のヒモだと思い、たまたまカマキリの傍にあるんだ
と思っていたのだけど、そのヒモが、かすかに動いているのに気付いた。

ハリガネムシに寄生されたカマキリは、やたらと水が飲みたくなり
水辺に喉をうるおしに行かずにはいられなくなるという。
そしてそれこそが、彼らの目的。
お腹の中でカマキリを誘導し水辺に着くと、
「じゃあ、どうもご苦労さん~」と、お尻から這い出し、
目的地である水の中にたどり着く。
しかし、その目論みが外れることもある。
ひかれた宿主から何とか這い出したものの、そこはアスファルトの上。
すぐそばには、川が流れているというのに。
カマキリのお母さんの方はといえば、大きくなったお腹をひきずり、
水を飲んだら卵を産む場所を探そうと、ゆっくり歩いていたのかもしれない。
でもお腹の中で育っていたのは卵ではなく・・・。
まるで「エイリアン」、そのものだ。
映画の架空の世界は、自然界では当たり前の日常として実在する。
「ハリガネムシがいるから、カマキリは嫌い」という人がいたけれど、
お尻からこの黒いハリガネがズルズル出てくる様子を一度まのあたりにしてしまったら、
トラウマになるであろうことは、理解できる。
カマキリのせいでは、ないんだけど。

それにしても、ハリガネムシが寄生したカマキリの卵は、どうなってしまうのだろう。
やっぱり、ハリガネに占領されて育たないのだろうか。
いずれにしても、たった数ヶ月しかない命が、こういうかたちで終わっていくのは、
無念だなと思ったりするのだけれど、朝見かけた道路にへばりついた死骸は、
たいてい夕方にはなくなっている。
きっと鳥か誰かの栄養になったんだろう。
これもひとつのサイクル、なのだ。


と、久しぶりの更新でした。

# by erisart | 2016-10-12 16:19 | 昆虫スケッチ | Trackback | Comments(2)

「レマ」原画展+アフリカブックフェア開催中(~7/31)

下でお知らせしたとおり、6月25日から、神奈川県の湘南T-site3号館にて「牙なしゾウのレマ」の原画展とアフリカ関連ブックフェアが開催されています。
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スペースの都合により現在飾られているのは原画3点と販売用小品6点のみなのですが…7月2日~7月15日、お隣2号館にて原画7点の展示が予定されています。

飾り付けを店員さんにお願いしてしまったので、一昨日ご挨拶にうかがいました。
子どもの本だけでこんなにスペースがあるのは珍しく、大人でもつい長居してしまいそう。
3号館は児童書、お隣2号館はスローライフ、1号館は読み物系、と分かれていて、テーマに沿った食品や日用雑貨など、こだわりの商品を扱ったお店も入っています。こちらも眺めていると時間を忘れてしまい、1時間後の無料バスの待ち時間が、あっという間でした。

湘南T-site 3号館 http://real.tsite.jp/shonan/floor/3/

7月30日(土)14時~15時半、声優の〆野潤子さんによる読み聞かせと著者サイン会イベントがあります。親子30組定員とのことですが、大人のみの参加もOKとのこと。予約受付中です。私はチビさんの都合で、「行けたら行く」ことになっています…
http://real.tsite.jp/shonan/event/2016/06/post-716.html
声優さんによる読み聞かせが「素晴らしい!」と評判とのことで、機会をみてぜひ聞いてみたいと思っています。

以下、販売している水彩画の小品の一部です。
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続いて8月6日(土)にも、蔦屋代官山店で同じくイベントがあります。
こちらも予約受付中。詳しくはこちらからどうぞ。
※代官山店では、原画展の予定はありません。
# by erisart | 2016-06-30 13:36 | 出版物 | Trackback | Comments(0)

「牙なしゾウのレマ原画展」2016/6/25~

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再び絵本「牙なしゾウのレマ」の原画展が開催されます。
原画11点とチャリティ用の小品を展示します。
小品はゾウさんペーパーの作品を並べる予定でしたが、数日前、当初予定より「展示点数を増やしてほしい」との連絡があり、準備が間に合わないため、急きょ先のジュンク堂で展示した水彩画に変更することにしました(6点ほど)。でも同じものではつまらないので、発送予定の今週日曜まで時間が許す限り、新しいものを描いているところです。
ゾウさんペーパーの作品は、来年春ごろ予定している、浅草での原画展で展示の予定です。

「牙なしゾウのレマ」絵本原画展
2016年6月25日(土)~7月31日(日)
蔦屋湘南店3号館
(神奈川県藤沢市辻堂元町6丁目20番-1)
期間中、著者の滝田明日香さんによるトークイベントもあります。詳細決まりしだい、お知らせします。

6月に出版予定とお知らせしていた本は、再び紆余曲折な事態におちいり、また待ち状態になっています…どうなることやら。ということで、完成はしばらく先となりそうです。

4月からNHK「きょうの健康」テキストのふろく「元気なぬりえ」を連載しています。
最近また、ぬりえが流行っているそうで。お陰さまで好評だそうです。
# by erisart | 2016-06-16 15:10 | 情報 | Trackback | Comments(0)

エレファント・ペーパー

気が付けば5月も最終日!またまた久しぶりの更新となってしまいました。

先日、NPOアフリカゾウの涙代表の山脇さんとのご縁で、ゾウのUNKOから紙を作っているという、象のUNKO☆elephant paper 代表の中村亜矢子さんを紹介してもらい、今度の「牙なしゾウのレマ」原画展用に、エレファント・ペーパーを作っていただきました。

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以前は動物園に勤めていた、という中村さん。ゾウの現状を伝えるために、エレファント・ペーパーを作り、グッズを作ったりワークショップをしたり、という活動をされています。若くて可愛らしいお嬢さんなのですが、いやー、すごい人がいるもんです。最近は、アフリカゾウと同じく絶滅の危機に瀕するサイや、バクのUNKOでも紙を作っているそうです。

6月25日(土)から約1か月、蔦屋湘南店で再びレマの原画展を行います。
そしてこの紙に描いた作品を、チャリティ販売させていただく予定。目が粗いので扱いがなかなか難しそうですが、どんな作品ができるか、楽しみです。展示点数は、スペースが小さいため、原画共々、少なめになる予定です。
# by erisart | 2016-05-31 14:11 | その他 | Trackback | Comments(0)


ネイチャー・アーティスト/イラストレーター・小林絵里子のスケッチ日記。


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